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フリーのインテリアデザイナーとして月100万の利益を出す方法

初心者ちゃん
初心者ちゃん
インテリアデザイナーの仕事ってなんとなく稼げないイメージがありますぅ…
いまこ
いまこ
「好き」を仕事にしているからそういう印象はあるかもしれないね。でも、しっかり稼ぐ方法はあるから心配いらないよ

こんな方におすすめの記事です

・フリーランスとして独立したいけど、稼ぐイメージがわかない

・フリーランスとしてしっかり稼いで自立したい!

・デザインすることと稼ぐことを両立したい

フリーのインテリアデザイナーとして月100万円の利益を出す方法

デザイナーである以上どうしてもデザインワークために時間を投資する必要が出てきます。頑張っている割になかなか稼ぎにつながらないというのはこれが一番の理由です。すでにある商品を売る「セールスマン」との一番の違いはここですね。セールスマンは売るために全力投球します。だから、毎日売り上げを上げることも可能です。でもフリーデザイナーが毎日売り上げを上げていたら到底処理しきれません(外注を活用すれば別です)。フリーのデザイナーは契約を取るためにもちろん頑張りますが、契約後のデザインワークこそが本番という感覚があり、そこに一番時間を投資します。だからこそ、どうしても「稼ぐ」ということにつなげにくくなってしまいます。

では、フリーのデザイナーとして「稼ぐ」にはどうしたらいいのか?今回は、目安として月100万円の利益を出す方法をお伝えします。

単価の高い案件を狙う

あなたは【デザイン単価10万円x10件=100万】と【デザイン単価50万円x2件=100万】だったらどちらをやりたいですか?筆者は間違いなく後者を選びます。理由は費用対効果が高いからです。なんとなく想像はつくと思いますが、デザイン単価と作業時間はそこまで比例しません。つまり、安く受けたからと言ってすぐに終わるかというと意外とそうでもなくて、細かい調整やお客様とのやりとりに忙殺されます。変更回数に制限を設けて負担を軽くしようと考えたこともありましたが、どうしても中途半端になるのですぐに辞めました。つまり、低単価の案件をたくさんやるやり方は、やればできるのかもしれないけど、すごく大変なのであまりオススメはしないということです。それに比べれば高単価案件は、もちろん大変ではあるけれど、一点集中して取り組めるので生産性は高いと考えています。「高単価案件なんて初心者にはムリ」と思う人も多いかもしれません。これは半分は正解ですけど、半分は違います。ある程度の経験値は必要かもしれませんが、半分は「根拠なき自信」で乗り切れます。お客様の依頼は全て違います。全く同じ依頼なんて絶対にありえません。大なり小なり「初めて」の経験にぶち当たります。なので、デザイナーをしている以上はこの根拠なき自信はとても大切です。

プロジェクトマネジメントをする

設計デザイン料だけで売り上げを積み上げるのは本当に大変です。でも、プロジェクト全体をまとめる「プロジェクトマネジメント」の立場で案件を回すことができるようになると、稼ぎは一気に跳ね上がります。わかりやすく言えば「下請け」ではなく「元請け」になるということです。エンドユーザーと直接やりとりができるポジションをゲットするということですね。店舗やオフィス案件、住宅リノベーション案件では、内装工事や電気工事などの「工事」が発生することがよくあります。色々な工事が発生するということは色々な人が動くということです。つまりそういった人の動きとか工事の流れを管理する必要が出てきます。そこでプロジェクトマネジメントが必要になってきます。ちょっと雑な言い方になりますが、色々な人をまとめる人は稼げます。世の中はそういう仕組みになっています。しっかりと稼ぎをだしたいと考える人はプロジェクトマネジメントはやった方がいいです。ちなみに、家具のインテリアコーディネートのみの案件だとしてもマネジメントは必要です。家具を選んでコーディネートするだけだと「コーディネート料」しか取れませんが、それだけで終わることはあまりありません。「家具の組み立て設置」とか「オーダーメイド」といった部分で売り上げを積み上げていくことができます。

工事があるかどうかで考える

プロジェクトマネジメントのところとかぶりますが、「工事」が発生するかどうかは売上に大きく関わります。まず、工事が発生すると全体の売り上げ自体は大きく跳ね上がります。デザイン料だけだと売り上げ数十万円程度だったものが、工事が発生するだけで数百万~数千万程度にまで伸びます、もちろんこれが全部利益になるわけではありません。ただ、全体の金額が大きくなれば、それだけ利益も伸びていきます。参考までに、筆者は1500万円程度までの案件であれば、デザインとマネジメントを一人で回すことが多いです。

法人案件を狙う

個人のお客様と法人のお客様を比較した時に、「絶対にコッチの方が稼げる」と断言することはできません。ただ、個人のお客様は身銭を切っているのに対して、法人の場合はあくまでも会社のお金です。予算が見合っていて、内容が理にかなっていれば金額の大小にかかわらずすんなりと契約→売り上げとつながりやすい印象があります。

稼ぐのが大変な方法(でも初心者はこちらがオススメ)

デザイン料のみ

デザイン料だけで100万円の利益をだすのは本当に大変です。理由は、冒頭でいったように、デザインワークや顧客対応に忙殺されるからです。ただ、フリーとして独立したばかりとか、経験が浅い(1年未満)などの場合は、売り上げを積み上げることよりも経験を積むことの方が大切です。デザインに集中できる環境でデザインスキルや顧客対応スキルを上げてステップアップするのがおすすめです。

下請けポジ

下請けデザイナーは責任の範囲が狭いので、その分どうしても単価は安くなりがちです。ただ、これもフリーランス初心者の方にはおすすめです。継続的に仕事を依頼してもらえる関係性が構築できれば、収入自体は安定しますし、メンタル的にも安定します。筆者も最初は下請けをして基盤を整えました。インテリアデザイナーは横のつながりも大切です。仕事の人脈を広げるきっかけにもなるので、大切に付き合っていくことをおすすめします。

まとめ

インテリアデザイナーは「好き」を仕事にしている人がほとんどだと思います。売り上げを気にしなくてもやっていける、趣味の範囲で十分という人はもちろんそれでいいと思います。ただ、「好き」と「売上」を両立してきたいと考えている人は、是非今回の記事を参考にして行動につなげてみてください。