こんにちは!現役インテリアデザイナーのいまこ(@imakonointerior)です。今注目を集めているZehitomoプラットフォームの賢い活用方法をお伝えします。ちなみに筆者の実績としては、2021年2月に登録後、約1カ月半で2件受注済みです。
こんな方におすすめの記事です
・Zehitomoに興味があり登録しようか迷っている
・Zehitomoに登録をしたが、まだなにも手を付けていない
・Zehitomoのことは良く知らないけど情報収集しておきたい
・フリーのインテリアデザイナーとして効率よく案件獲得したい
Zehitomoとは
Zehitomoとは
Zehitomoとはオンライン集客プラットフォームを運営している会社です。聞いたことがないという人も多いかと思いますが、創業5年で事業登録者数は20万を超え、仕事依頼も累計100億円を突破するなど、勢いのあるプラットフォームです。
タウンページ系事業者が多い
登録している事業者の種類としては、一昔前でいえば「タウンページ」に掲載されているような事業者が多いかもしれないです。例えば、ヨガ教室や英語教室などの「教室系」や、出張カメラマンなどの「出張系」、リフォームやハウスクリーニングなどの「クリーニング・工事系」も多いです。他にも色々あるので詳しく知りたい方はZehitomoの公式サイトをご覧ください。
インテリアデザイナーは足りていないらしい
これはスタッフの人も話していたし筆者も感じることですが、集客自体は困らないです。頻度でいえば週1ペース程度。インテリアデザイナーが実際に足りていないのかどうかは筆者にはわかりませんが、「登録したのに全然集客できないじゃないか!」ということはありません。
Zehitomoのメリット5つ
集客の手間が省ける
Zehitomoが集客を代行してくれるので集客の手間はかかりません。筆者はZehitomo誘導のための集客活動は全くしていません。集客が完了するとLINEで通知が来きます。ハッキリ言ってとても楽です。先ほど書きましたが頻度も週1ペースなので、筆者にとってはちょうどいいペースですね。
手数料がかからない
オンラインの集客プラットフォームは手数料がかかるところが多いです。例えばココナラやクラウドワークスは案件獲得後、手数料を差し引いた形で報酬が振込まれます。Zehitomoは、手数料はゼロ円なので受注金額全額が報酬となります。例えば、10万円で受注したら10万円まるごともらえるということです。これは仕組みの問題でZehitomoが全て無料で集客代行をしてくれて最高!とかいう話ではないので、気になる方はコチラに進んでくださいね。ちなみに手数料をわかりやすく比較したのが下の表になります。
ココナラの手数料↓
受注額 | 手数料率 |
---|---|
50万円超 | 10% |
10万超~50万円 | 15% |
5万超~10万円 | 20% |
5万円以下 | 25% |
クラウドワークスの手数料↓
受注額 | 手数料率 |
---|---|
20万円超 | 5% |
10万超~20万 | 10% |
10万以下 | 20% |
zehitomoの手数料↓
受注額 | 手数料率 |
---|---|
全ての金額 | 0% |
広告費が安い
Zehitomoは手数料がない代わりに、広告費を支払います。ただ、この広告費が安いと筆者は考えています。細かい設定は不明ですが、10万円の案件を集客するのに1000円~2000円程度を支払うイメージです。つまり単純計算をすれば100件分の集客をしてもらって1件受注すればもとは取れる。あくまでもざっくりとしたイメージですが、費用対効果は非常に高いと感じます。理由はAIを利用しているから、とのことです。コストをかけずに集客する仕組みができているということなんでしょうね。
自由度が高い
集客はやってあげるからあとは自由にやってね、というのがZehitomoのやり方です。仕事の連絡や金銭のやり取りもZehitomoを介さず自由にできます。もちろん、お客様と直接会うこともできます。このあたりの自由度が高いやり方が筆者としてはやり易いと感じました。
サポートスタッフが付いている
Zehitomoに登録をすると担当者から連絡がきます。正式な手続きを経てプレミアム会員になれば専任のサポートスタッフがついてくれます。受注に至る営業手法などを教えてくれるわけではありませんが、Zehitomoの仕組みや使い方は気軽に質問することができます。ちなみに、プレミアム会員になる方法については「デメリット」の項目でお伝えしますね。
メリットまとめ
受注するまえに広告費を支払うのをリスクと感じる人もいるかもしれませんが、そもそも受注するために登録をしているはずです。筆者も最初は躊躇しましたが、Zehitomo自体は安心して利用できるプラットフォームです。広告費を支払って案件受注の為に頑張るというのは仕事のながれとしては健全かなと感じます。費用対効果が高いのもありがたいですね。
デメリット3つ
広告費が前払い
これが最大のデメリットではないかと。事前に数万単位~数十万単位の金額をZehitomoに支払います。最終的に広告費が回収できなければ、お金を失っただけということにはなってしまいます。ちなみに、広告費を支払った段階でプレミアム会員(正式な名前は忘れました…)となり、専任のサポートスタッフつくようになります。
価格競争になりがち
Zehitomo独自のAIマッチング技術でお客様と事業者をマッチングさせるわけですが、お客様には5事業者がマッチングされます。つまりお客様サイドから見ると「あなたにぴったりの業者はこちらの5つの業者です」といった感じで5つの提案が行われます。そして事業者サイドは5事業者のうちの1事業者としてプレゼンを行います。このプレゼン合戦に勝ち残った事業者が案件を獲得するという流れになっています。ただ、この流れの中で、どうしても価格競争的な側面がでてきてしまうことがあります。価格で勝負できる事業者であればいいですが、筆者はしがないフリーランスのインテリアデザイナーなので笑、価格で勝負はしたくありません。そうならないためにも、他業者との差別化につながる「つよみ」をもっておくことは大切です。
お客様の熱量にばらつきがある
集客が完了すると、こちらとしてはプレゼンモードにはいるわけですが、お客様の仕事依頼の熱量がいまいちということがあるように感じます。「ちょっと調べている程度」のお客様も結構多くて、音沙汰なく終了ということも多いです。これは、筆者が競合に速攻で負けたということだけなのかもしれませんが、「なんとなく」で事業者とマッチングしてしまったお客様も多いのかなという印象を受けました。
デメリットまとめ
筆者は第三者情報が何もない中で広告費支払いを決めたので、「この会社大丈夫なのかな」的な不安はありました。ただ、この記事を読んだ方はそういった不安からは解放された状態で、単純に資金的な部分で検討できるのかなと思います。価格競争に関しては、案件の内容にもよるので、まずは自分のつよみをはっきりとさせることが大切ですね。デメリットに関しては、そんなに決定的なものはないかなというのが筆者の所感です。今後継続的に案件受注できるかどうかについてもブログ内でお伝えできればと思います。
まとめ
集客用プラットフォームも事業者のスキルや実務経験による相性があります。Zehitomoは自由度が高い分、事業者側で準備しておかないといけないものもあります。例えば、HPやSNSを持っておくこと競争力につながるので用意しておきたいですね。他にも、金銭の受け渡しのための振込口座も必要なので、副業で小銭を稼ぎたいタイプの人やフリーになりたてのような人には少しハードルが高いと感じるかもしれません。ただ、フリーランスとして継続的に仕事を受注していくつもりであるなら、いずれは必要になってくるものなので、これを機会にビジネス環境を整えていくというのもありですね。最後に、Zehitomoは現時点では「使える」というのが筆者の認識ですので、これからも活用してみます。有益な情報は随時ブログ上で発信していく予定です。