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仕事が合わないと感じたときにあなたが取るべき3ステップ

初心者ちゃん
初心者ちゃん
今の仕事が合わなくて辛いです・・・
いまこ
いまこ
それは辛いね・・・どうしたらいいか一緒に考えていこうね

仕事が合わなくて辛いって大変なことです。仕事は大変なものだという人も多いですが、1日の1/3以上がが苦痛で占められている日常って普通に考えてあり得ないです。というわけで、今回は仕事が合わなくて辛いと感じてるあなたに、最善の行動をステップ別にお伝えしていきます。

こんな方におすすめの記事です

・今の仕事が合わなくて毎日が辛い

・仕事を変えるべきか今のまま我慢して続けるべきか迷っている

・仕事を辞めたいと思っているけど、色々と不安で行動に移せないでいる

筆者も仕事にいくのが苦痛だと思っている時期が3年ほどありました。朝起きたら仕事に行かなくてはいけないので、眠りにつくのが毎日憂鬱だったのを覚えています。筆者の場合は転職→独立を経て結果的に解決しましたが、それ自体が最適解というわけではありません。ステップを踏んであなたにとってのベストを導き出すことが一番重要です。

結論

・辛いと感じる要因をグループ分けして考えてみる

・辛すぎる場合はとりあえず逃げるべき

・仕事なんてしなくても生きていけます

それでは早速見ていきましょう。

仕事が合わないと感じたときに取るべき3ステップ

ステップ1:辛いと感じることを紙に書き出してみる

まずは辛いと思っていることを箇条書きで紙に書き出します。30個くらい書き出せるとベストです。筆者は少し前まで、この「紙に書き出してみよう」系のワークを完全に馬鹿にしていましたが、実際にやってみて驚くほど効果があったので是非やってみてください。コツは「ちゃんとやること」です。適当なメモ紙に殴り書きをするのではなく、ちゃんとした白紙の紙とかノートに丁寧な字で書いていくことがポイントです。

ステップ2:辛いと感じる要因をグループ分けする

ステップ1で書き出したものを次の3つのグループに分けてください。

・人間関係:人との関わりから生じる悩み

・業務:業務自体の悩み

・条件:お給料・勤務時間・通勤時間 など

この3つです。

人間関係

まずは、人間関係。心理学で有名なアドラーという学者も言っていますが、人間の悩みはすべて人間関係という説もあります。それくらい人間関係って悩みの根源的な要因になりやすいです。例えば

・同僚ばかりが評価される

・上司が偉そうでいつも不機嫌

・毎日決まったメンバーとランチをしないといけない

・女性の先輩になぜか嫌われている

・飲み会の誘いが断れない雰囲気

・嫌なことがあってもニコニコしていないといけない

ざっとこんな感じでしょうか。

業務

業務そのものについての悩みです。

・業務内容が難しすぎる・楽しめない

・やりがいを感じられない

業務内容に人間関係が大きく関わってくる場合は「どっち?」となるかもしれませんが、あなた自身の感覚で分類してもらえればOKです。

条件

こちらはわかりやすいですね。

・業務内容のわりにお給料が安くて納得がいかない

・毎日残業でクタクタだ

・通勤ラッシュが辛すぎる

みたいなやつです。

ステップ3:思考の再設定

人間関係

人間関係について悩んでいることを相談すると「そんな人のために辞めるのはもったいない」とか「話し合ってみれば」などというアドバイスをする人もいますが、本当にそうでしょうか?そんなに今いる会社にしがみつくことが大切でしょうか?よく考えてみてください。私たちは小さいころから「人との関りは大切に」ということを教えられてきました。でも、それはあなたが大切に思っている人に限った話です。あなたが一緒にいて辛いと感じている人と、我慢してまで一緒にいる必要はありますか?そこまでして働き続ける価値のある職場でしょうか?よく考えてみてください。

業務

業務自体を楽しめない、そしてそれを辛いと感じている。それでもすぐには辞められないということであれば、きっと理由は2つあると思います。1つ目は、将来なりたい自分につながる業務であること、2つ目は辞めた後の転職先などの不安。1つ目に関しては、あなた自身の明るい未来や夢のために今があるという観点で考えれば、頑張って続けるという選択肢もあるかもしれません。ただ、覚えておいてほしいのですが、なりたい自分になる方法は1つではないということです。筆者の場合はインテリアデザイナーになりたいと思いました。一流のインテリアデザイナーになるためには有名なデザイン事務所で馬車馬のように働いて独立するというのが王道だと言われています。ただ、筆者はそうはしませんでした。それはインテリアデザイナーになってどうしたいのか?というところまで考えたからです。インテリアデザイナーになって有名建築家と一緒に仕事がしたいとか、世間で話題になるような施設を作りたいとか、そうではなくて心地よい空間をつくってクライアントに喜んでもらいたいんだとか、インテリアデザインで町のカフェの経営力を高めたいとか、「インテリアデザイナーになる」の先には限りない選択肢が広がっています。そこまで考えて「なりたい自分」を考えると、「今本当にやるべきこと」が見えてくると思います。そして、2つ目の辞めた後の不安についても同じことです。今の仕事を辞めるとゼロ地点に戻ってしまうような気持になるかもしれません。でも、そんなことはありません。辞めた時点で、あなたの目の前には無限の選択肢が広がっています。仕事を辞めることは、本当になりたい自分を再設定する絶好のチャンスでしかありません。

条件

これに関しては、是非会社にあなた自身の希望を提案してみてください。難しく感じるかもしれませんが、一度会社と交渉してみるのを全力でおススメします。日本人は会社と交渉をしないとよく言われます。それはきっと、会社に意見をして、我儘とか面倒くさいやつというレッテルを貼られたくない、と思っているからかもしれません。従順=評価される、我儘=評価されないという感覚で会社に属してしまっているということです。そういった会社もあるかもしれませんが、そうでない会社もたくさんあります。そして、前者のような評価基準を持っている会社は一刻も早くやめた方がいいと思います。あなたの会社がどちらのタイプなのか試す意味でも是非一度交渉してみてください。ちなみに筆者は、お給料の交渉も勤務形態の交渉もしてみたことがありますが、割とすんなり承認してもらえました。交渉の仕方としては「今期○○の結果をだすので給料を上げてください」みたいな感じですかね。給料体系ががっちりち決まっている場合は、勤務時間を減らす交渉をしてみてください。それで、空いた時間に副業をするなどして収入アップを目指すのが確実です。

低収入デザイナーから脱出する方法

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辛すぎる場合は逃げるべき

今の仕事がとにかく辛い、仕事にいくことを考えるだけで頭が真っ白になってしまう。辛い原因が何かなんて考える余裕もないけれど、とにかく辛いんだ。そういう場合は一刻も早く逃げてください。日本は「勤労の義務」があるからなのか、仕事の優先順位を1番に置いている人がとても多いです。でも、あなたの人生以上に大切なものはありません。よく、次の仕事が決まるまでは辞められないという人がいますが、意味不明です。次の仕事が決まらないまま今の仕事を辞めても全く問題はありません。私たちは雇用保険で守られてもいます。そのために、毎月保険料を会社に納めています。1年くらい仕事をしなくてもそれなりに生きていけます。足りなければバイトをすれば問題ありません。老後を心配して、年金が減らされるからといって継続して働くことを選ぶ人もいます。でも、今辛いのに、その自分をないがしろにして老後のために働くのは普通に考えておかしいです。政府は容赦なく税金を上げていきますし、将来の年金を保証してくれるとは限りません。あなた自身が働くのが辛いなら、働かないで生きていく方法を探したって問題ありません。稼ぎのよいパートナーを見つけて生活したっていいんです。仕事をしている人に価値があって、仕事をしていない人には価値がないと誰が決めたんですか?仕事をしていたって仕事をしていなくたってあなたには十分価値があるし、正社員とかパートとかの雇用形態にも優劣はありません。周りと比較してしまって辛いなら、比較しなくてよい環境を選んでください。それが、あなたがいまするべきことです。

まとめ

今の仕事が辛いと思っているとき、その辛さを我慢した先に明るい未来は100%ありません。それを理解した上で、上記のような思考の整理を行ってみてください。人間は生物学上現状維持を好むように設定されています。だから、今のままがべストなんだと錯覚してしまいます。でも、やみくもに今の仕事を継続することだけが正義ではありません。紙に書き出すこと自体は、時間はかかりませうがリスクゼロでできます。是非実行してみてください。